井出卓也くんのファンをしています。

俳優でありタレントでありアーティストである、井出卓也くんのファンが職業()なただのOL の活動日記。

Fate Grand Order the STAGE 彼らが生きた日々に心から感謝を。【前半】

Fate Grand Order the STAGE 秋公演全14公演が終了しました。

夏公演から約2か月半を置いて行われた秋公演は、夏からたくさん進化していて、いい意味で全くの別物と言ってもいいくらいの舞台になっていた。

14公演、井出さんが、ロマニ=アーキマンとして生きた証をここに残したいから。

ロマニさんだけじゃない、どのキャストも全部、生き抜いてくれたことを残したいから、記憶ではなく『記録』としてわたしが、わたしのために残そう。
終局までのネタバレをバチバチに取り込んだものです。ご注意を。



長くなるけれど、わたしとFGOの出会いから。
出会いは、井出さんが舞台の出演に決まったこと。翌日に龍雅のリリイベでお会いすることが決まっていたから、速攻DLして、物語を進めた。が、ゲームが苦手で、ゲームといえばポケモンしかなかったから強くする方法が「経験値をためる」しかないとおもっていた単細胞はずーっとLv.1で冬木を戦うという暴挙に。(笑)
まあそれは置いておいて、翌日の井出さんに「舞台出演おめでとう!」「楽しみにしてるね!」と可愛く伝えた()私に対して、「おまえぜっっったいゲームやれよ!?!?」ってすっごい真面目な顔ちょっとキレ気味(?!)で言うもんだから、「すでにDLしてるよばーか!」って返してしまってその日も可愛くないオタク絶好調!そんな感じで始まったFGOの長い長い旅は、分からない強くしたいでも弱い、終わらせたいのに終わらないかもしれない、そんな焦りの日々だった。


現代ってゲームの攻略がネット上なんですよね!私の時代()って攻略本だったんだよ…って年齢感じる発言してるけど本当に強くさせられなくて、友人がFGOやってたけど、そこから分からないとは思っていなかったよ(茫然)ってするくらいにはかなり初歩的なことが分からないまま進めていて、わたしの先輩マスターは、間違いなく井出卓也、本人でした。

強くならないんだ…って相談すれば、「おまえ曜日クエストやってる?」と言われ、その当時曜日クエストを知らなかったわたしが「え…」という反応を返せば、「曜日クエスト馬鹿にすんじゃねえ!」と言われ、馬鹿にするも何も存在知らなかったけど言ったらもっと怒られるから言うのやめようと心に決めたり、「フレンドガチャ毎日回せ!」と言われたり(これは毎日してた)、★4以上が出れば嬉しくなって報告する日々!

そんな風に進めていったわたしの当時の目標は6章クリアでした。でも6月上旬くらいかな?HPにコメントが載る前に井出さんにそれを伝えた時、「ロマニを知りたいなら最後までやらなきゃだめだ」ととても真剣な表情で言われたことがきっかけで、わたしの目標は、舞台初日・レイシフト初日までに終局クリアとなった。

6月14日、FGOtheSTAGEにキャストからのコメントが載った。井出さんが書いたコメントに多くのマスターが反応した。
【終局】まで終わらせた人だけが分かる、その井出さんコメントを見た。当時わたしはまだ終局にはたどり着いていなくて、そのコメントに込めた想いが分からなかった。悔しかった。悔しい、悔しい、悔しい、でもどこかで嬉しかった。やっぱり、わたしの好きな井出卓也って凄い人なんだよー!って、誇らしくなった。
井出さんが演じるロマニなら見たい、とか、終局まで終わらせた彼なら、なんて声もあって。もちろん、期待だけじゃない。でもコメント一つ、たったあの数行でそれだけの仕掛けをした井出さんの言葉がやっぱりすごくて、嬉しくなった。でもやっぱりどうしたって【分からないこと】の悔しい方が大きかったけど。

分かりやすく自分のゲームを進めるスピードが上がった。だって、今ここ!って言うと、そんなんじゃ間に合わないよってさらりと言ってくる先輩マスターがわたしにはいたから…。


強くさせきれないまま進むFGOの世界は、お石様にものを言わせて進んでいったけど、消滅の瞬間のごめんねって気持ちに沢山泣いたし、何より、愛しい愛しいその世界のその時代にしか会えない子たちに会えなくなることがいやでさみしくて、章の終わりはいっつも止まってしまっていた。ドレイクさんが、だいすきなんです。わたし。ドレイクさんに会えなくなる瞬間が本当につらくて、何度も泣いた。(今や我がカルデアでLv.90ですけどね!)もっともっと一人ひとりと向き合いたくて、でも時間が無くて、焦りとさみしさと戦いながら進んだ。

遂にたどり着いた、1273年キャメロット。壮大なストーリーと、5章終わりころから圧倒的に強さを増したサーヴァント達。オジマンディアス様が、ベディヴィエールが、ガウェイン様が、獅子王が、みんながそこにはいて。
わたしはこの舞台を見るのか、と思いながら進めたんだ。


さあ、秋公演の振り返りを、
「とても異常なことが起きている」ロマニさんの言葉からスタートするFGOtheSTAGE。

カルデアでは第6特異点の割り出しが完了し、その時代が13世紀中東、1273年のエルサレムであることをロマニさんから告げられる。同時に、時代証明が一致しないこともあるほどの、異常な特異点であることも。やりとりの裏では、獅子王と円卓の騎士のやり取りが行われている。

夏公演はこの部分をとても自然に、あるがまま受け入れていたわたしだったけど、ここ、秋公演では泣きじゃくったシーンだった。夏公演が終わって、シナリオを書かれている奈須さんのブログを見た。このシーンの裏側が書かれていた。それを読むことで見えてきたのは、その後のガウェイン様のセリフも、ここに繋がっているということ。

舞台上、5人の円卓が殺したのはたしかに同胞だったんだ。それを知ってから、円卓メンバーの表情をきちんと見たくて、目を凝らした。そして獅子王のもとには5人の円卓が残った。本当は、この瞬間はまだ、6人なんだけれど。獅子王からギフトが授けられた。トリスタンが求めたのは【反転】この時のトリの表情がもう、だめだった。わたしはゲームでのトリがあんまり好きじゃなくて、こわいなあって思ってたんですが、舞台でトリみて思ったのは、とっても人間味溢れた方だったんだなあってこと。

というか舞台全般を通して思ったことは、わたしが駆け足で進めてきたというのもあるけれど、ゲームで見れなかったこと・想像するしかなかったことを目の前で見せてくれて、たくさん補填出来た、ということでした。まあそれが後々とても残酷で、ロマニさんのばか!ってなるんだけど…。

反転を望むときのトリがとってもおびえた表情で、自分自身の行動が恐ろしくてたまらなかったんだろうなあ、と。で、反転を望んだ後、スッと目を閉じるんです。その瞬間からとても冷酷というか平然としているというか、その差が、恐ろしいほどで。近くで見た時思わず鳥肌が立ってしまった。ゲームでのトリは怖くて、でもそうじゃなかった。獅子王に仕えたいという気持ちと、同胞を殺さなければならない苦しみと、それを行えてしまった自分自身への恐怖、そういうものから逃げたくて、反転を望んだって。そう思ったらとても人間味がある人だったんだなって。
ゲームは写真で、舞台は映像だった。私の感覚だけど。一瞬一瞬の切り取ったものの良さと、その差という動きを知れる映像の良さと、どちらも感じられたからこそ、どのキャラクターにも私なりの解釈が付けられた。

ガウェイン様が不夜を、ランスロット卿が凄烈、アグラヴェインが不要であるとした。そして、モードレッドは自分自身ではなく、獅子王が与えたギフト、暴走。
本当の所なんて分からないけど、舞台を見て思ったのは、暴走というギフトが獅子王の優しさな気がした。モードレッドは反逆の騎士だけど、それは確かにそうなんだけど、1273年、第6特異点に召喚されたモーさんは、獅子王がすきで、獅子王に仕えられることが嬉しくて、でも、自分は反逆の騎士というレッテルを貼られていて。絶対的にその葛藤がある。実際後半にあった。でも、そうじゃなくて、何も考えずに自分に仕えられるように、何も考えずに戦える暴走というギフトを授けたのかなって。そんなこと考えたら、冒頭の戦いから、涙が止まらず、ずっと泣き続けてました(笑)


そして、レイシフトへ。レイシフトのために、上段にあがる際、ロマニさんがマシュとマスターの頭をポンってして上に促す姿と、ダヴィンチちゃんと顔を見合わせて頷く姿が、とてもロマニさんで、優しいパパみたいだった。コフィンの中に居る、ダヴィンチちゃん・マシュ・藤丸立夏、とにかく!ダヴィンチちゃんがコフィンに居る姿がかわいくて!こんな風なのか、ふむふむ、みたいな。すごくワクワクしていて楽しそうで、あーダヴィンチちゃんって感じ。って思わずくすっと笑ってしまうような。そんなダヴィンチちゃんがそこに居た。ちょっと待ったぁ!ってするロマニさんのわたわた具合・振り回され具合もとてもかわいくて、諦めたように、もー!ってするその、ころころ変わる表情。かわいい。人間らしい。とっても、人間らしかった。そして周りに指示を出してレイシフトの準備をするの。ゲームでは見れなかったロマニさんの姿。


1273年 エルサレムへのレイシフトのはずだったのに、着いたら紀元前の砂漠。敵勢集団を発見し、ダヴィンチちゃんとマシュで戦う姿は音響の助けもあり、超絶ゲーム画面!「これで、倒れて!」マシュー!!!!!みたいな。
粛正騎士が強くて、そんななか【ルキウス】と名乗る主のいないサーヴァントが。ベディのスマートな動きと、「私はもとより放浪の身」という時に見せる表情が、凄かった。去ったところで相も変わらずかわいいダヴィンチちゃん!アガートラムに気付いた瞬間の表情と、その後のワクワクした表情、動き、とてもかわいかった。

そして、苦しそうな民の姿をみて、自分の過ちを改めて感じるベディ、このベディは強さというよりかは弱さで、目を背けたい現実に負けちゃいそうな、そんなまだ弱い部分が強いイメージだった。

オジマンディアス王―!とても、素晴らしかった。夏公演終わりに、オジマン様のパート長いな!っていう感想も見かけたりしたけど、私的には、いやいやオジマン様だもの!このくらいやっておかないと!って思ってみてました。オジマン様のダンスで、すきなところは、くるっと回る時の顔を傾けるその角度、そして足を前に蹴り上げるところでの表情!毎回同じなわけではなくて、見るたび違うんだけど、そのちょっとした動作や表情が、すっごいファラオ。軽快なんだけど、重いというか。堂々としてる。とにかく表情の作り方がとてもすきだった。そして、声。踊りながら不敵な笑い声をあげた時の鳥肌。すごい、ファラオだった。
で、それを見ている時のカルデア組!可愛いの塊でした…。ぐだ子会は本当に女子会みたい!笑 紀元前のエジプト!って気付いた時のダヴィンチちゃんの可愛さ。従者に近づいて触ろうとしたり見てわくわくしたり、踊ってる時もとにかく楽しそうで!一旦終わったと見せかけの時も、よし話を聞こう!(口パク判断なので不明瞭)みたいにするところとか、まだ踊った!ってなって一瞬固まる姿とか、そしてそれを焦って戻そうとするマシュとか。ぜんっぶかわいくて。カルデア組の可愛さにずっと惹きつけられてた。そう思うと本当に、ダヴィンチちゃんはとても細かくて、凄かったなあ。

バギーに乗り込み、エジプト領を抜ける。ここのぐだ子ちゃんの演技がとてもすきだったー。足元のなにかに怯えて避けたり。そしてそして!やっとつながるカルデアとの通信!!!!ドクター!涙が止まらない!やっとつながったあ!って自分のことハグするロマニさん。本当はみんなのことぎゅーってしたいけど出来ないから、カルデアで1人、自分のことハグしてるんだよね、って思うと涙が出て来て、離れたところにいることを、痛感した。ロマニさんー(泣)秋公演ではここでセリフが増えていて、それこそ、ドクターロマンの芸風だった。繋がった瞬間、安心して、嬉しくて仕方ないんだなって思えるあのロマニさんの笑顔と言葉がとてもすきでした。ちなみに生体反応が近づいた時、手を首に置いて、あれ?ってするロマニさんが超絶ゲームのロマニさんだった。
そして、人間との戦い。マシュが盾を回すのここ本当にすごい。アンサンブルの方も本当に凄い。この戦いの後の水をあげる時のダヴィンチちゃんのセリフ、圧倒的に秋公演の方が好きだった。天才だった。

問題の、物理的干渉してくるロマニさんの登場。秋公演の途中は、可愛いなあって思いながら楽しく見れたけど、でもやっぱりダメ。前楽とか千秋楽はもうずっと泣いてた。面白い!ってなるロマニさんなのに。バギーに乗るロマニさんを見て、わたし、ずっとこんな風にロマニさんと旅をしてきたのね。って。そうしたら、今ロマニさんと一緒に旅が出来ていないさみしさが爆発してたくさん泣かされた。わたしも6章ではこんな風に旅してたんだよね。画面にロマニさんが映っていないときもずっと。ずっと見守ってくれてたんだって思ったら涙腺崩壊がひどかった。バギーが終わって、聖都にたどり着いた時、3人にマントで隠してね、って話すロマニさんはとっても(物理的に)近くて、ゲームでは変わらない距離感も、なんか、モニターにこのくらい近づいて話したりしてたのかなって思ったら、そのロマニさんの心配性な感じが伝わってきたりして、本当に沢山泣いた。

そして聖都へ。マシュがマント被ったのすごく可愛かった…。もともとパーカーのフードとかだいすきでかぶっているの大好きな人なので個人的な萌えポイントでした。
ガウェイン様の登場。気づいたときの、「最悪だ」っていうダヴィンチちゃんのいい方がとてもすき。ガウェイン様のお歌の時、難民に話すように近づくときはとても優しい顔をしていて、でも聖抜の時の「選ばれた人」と告げた時の冷たさが怖かった。

「外道に落ちたか、サー・ガウェイン」その言葉をベディから放たれたとき、彼の気持ちはどんなものだったのだろう。あーつらい。二人が顔を合わせた時の、音楽が!音楽が!本当に音楽というものは素晴らしい。一瞬で、その場にいるすべての人の感情を動かすことができる素晴らしさ。一気に物語が動く。素晴らしかったー。鳥肌もの。音楽も照明も本当に考えられたもので、ここから先5人の円卓がベディに出会った時のライトの当たりかた、素晴らしい。引きで見たときの美しさ。大きな会場に備えられた設備の素晴らしさと、それを120%以上に使う演出が本当に…素敵。

そして玉座。ここの!円卓が!夏公演から秋公演になって、一番感動したところかもしれない。舞台中で。「We are the knights of the round table」の曲を動きながら歌う夏公演に対して、移動式の幕(?)と合わせて、円卓一人ひとりをピックアップしたものに。この変化が最強に好きだった。夏公演終わったとき、仕方のないことだけどアグラヴェインに中々スポットが当たらなかったりするのが少し寂しくて。でも今回この方法にすることで、一人一人のことをしっかり見れるタイミングがあった。とても素敵な演出だった。

アグラヴェインの、「私にはそのような枷は不要」というセリフがとてもかっこよかった。トリもここがあることでより人間味を感じたし、ガウェイン様の覚悟が感じられた。

玉座でのやり取りはなによりモードレッド。難民を逃したことでその追撃を誰がやるか、という話になったとき。モーさんが(よしっ!)ってちょっと嬉しそうな表情なの。獅子王からではなくとも、獅子王にとってプラスになることを自分がやれる!やってやるぞ!ってそんな表情。でも命じられたのはランスロットで。その瞬間、衝撃と悔しさと悲しさが混じった表情をして、(なんで俺じゃないの)って。そんな顔。命じられたランスが先に出て行って、それを見送ったあと、アグラヴェインに詰め寄る時も、すごい悲しそうなんだ。なんでだよ!って言いながら。その、悔しいムカつく俺だって!っていうモーさんの表情の変化が、見ていて苦しくて。アグラヴェインからの一言で押さえつけられて、何も言えなくなるその瞬間のモーさんの感情をとても考えてしまったし、それを表現してた演者が凄かった。

カルデア組に転換して、通信しながらマグカップ持ってるロマニのかわいさ!そして、褒められるロマニさん。うえーん。喜ぶロマニさんのそれが、うん。「サーヴァントでの初めての理解者だぞぅ!」って小さな「ぅ」が入るロマニさんの言い方に、あーうん。こんな感じ。ロマニさんってこんな感じ。ってなんかふと嬉しくなった。

山の民の村の話を聞いたとき、もちろんロマニさんはカルデアだから、聞いた瞬間に調べる仕草をしたり、職員に話しかけたり、当たり前のようにそこにはカルデアがあった。ダヴィンチちゃんに「ロマニ!」って言われて、「山岳地帯ね」って話すその当たり前のやりとりが愛おしかった。そしてここからはダヴィンチちゃんの素晴らしい歌。ダヴィンチちゃんに合わせた言葉のチョイス。ダヴィンチちゃんであり、あの演者でなければ歌えない歌。その、キャラクターらしさがとても美しかった。アーサー王の話や円卓の話になったとき、そこにスポットライトが当たるあの演出もわたしはとてもすき。アーサー王とベディのやり取りは涙なくしては見れない。

穏やかな時間と思ったときに来る、ランスロットの追撃。迎撃を求められた時の、ダヴィンチちゃんの行動は、ゲームのとき、これでもか!ってくらい泣いた。「止めてくださいドクター!」って言われて、焦るロマニさんが、一瞬にして「ダヴィンチちゃんの言うことだから、止められないよ」って諦める時。わたしはどこかにロマニさんの冷たさを感じていたけど、舞台を見たとき、そうではなかったのだと思った。この解釈が正解かなんてわからないけれど。だって、多分誰よりも止めたかったと思う。でも止めることが最善ではないことは分かっていて、自分が焦って止めることがより混乱を生んでしまうことも分かっていて、ああいってダヴィンチちゃんのことを送り出すしかなかったんだって。ロマニさんとダ・ヴィンチちゃんは分かってたんだなって。だから「チベディアーモ!」がね、もう。そして、ダヴィンチちゃんで一番好きなセリフ「天才は不滅だ!」ここの言い方かっこよすぎた。全部まるっと飲み込んで放つ、あの一言がどれだけ重く、素晴らしいものだったのか。

山岳地帯への移動は、アンサンブルが凄かった…。山を越えるその表現をするためのアンサンブルの動きが素晴らしい。そして階段からひょこっと顔を覗かせるロマニさん。かわいいか!!!!!!!!三十路!!!!かわいいか!!!!!!!ひょこっとするところは可愛くて、クレーター(獅子王の裁き)に気づいて話を聞いたときの苦虫を潰したようなあの表情が、ね。そしてハサン先生との出会い。だまらっしゃい!の一言でごめんなさい!って腰から頭を下げるロマニさん。夏公演より秋公演の方がすきでした。きちんとごめんなさい!って謝罪の角度をして、そしてそのあとの難民の土下座に合わせて土下座する、その変化がきちんとつけられていた。画面の向こうなのにね、自分まで土下座なんてしなくていいのに。でも、ロマニさんは絶対してた。だから、あの瞬間、同じように戦ってたロマニさんを見た気がした。

迎え入れてもらうことが決まった。ハサン先生のお名前を聞いたとき、ぺたんってしながらハサン・サッバーハと調べたロマニさんの手が、適当なんかじゃなくて、タイピングの打ち方もきちんとハサンサッバーハって多分ちゃんとしてて、すごいなあと思ってしまった。そしてぺたんってしたまま、ホッとして腕をついて、顔を腕にくっつけて、良かったぁってする表情がとても優しくて、ロマニさんだなって思ってなんか嬉しくなった。カルデアにいたって、ロマニさんはずっとそばで同じように戦ったり、同じようにホッとしたりしてた。むしろその場にいない分、同じよりも強く、かもしれない。

山の村に入り、のどかな雰囲気に、マスターが喜ぶシーンがとてもかわいい。人が住んでる感じがする、それってとても安心感だよなあ。そして、アーラシュとの自己紹介。千里眼の持ち主であることを知った瞬間の、ロマニさんの行動。夏公演の途中で気づいて、それからは毎回見るようにした場所。千里眼の持ち主だと知り、手を後ろに隠すあの瞬間の表情を見ると、(バレないように)とかそんなんじゃなくて、あ…って。なんだろうなんと言ったらいいんだろう。ああ、そうだった、ってそんな顔。きゃっきゃしてたところから一気に、だったから、現実に引き戻された感じというか。あの表情が、良くない(泣)うえーん。

からの、ベディ回想シーン。これもまた音楽と照明のちから。ガウェイン様の「ベディヴィエール卿」の言い方がとても優しくて、優しくて涙。もちろんトリも目を開けていて、楽しそうに民と話す姿がそこにはあって。ガウェイン様が、ランスが自分が話していた女の人のところに来たとき、剣で(近づくな)みたいにしたときがあって、可愛かったしさすがランスって思った…笑 アーサー王とべディの話は、とても重い。「一人が強引に命を出したところで栄えない」とか、それぞれの役割の話とか。この世界のどんなところでも、どんな時でも、役割があって、それは誰かが変われるものではなくて。そんなお話。アーサー王の話し方がとても優しくて、ベディにとって生涯忘れられない、王の笑顔の瞬間のあたたかい優しい雰囲気がとても伝わってきた。あと、なんとなくここのベディが若くて可愛い。

「狩りにいくぞー!」アーラシュの一言で始まる、可愛い山の民のターン!踊ったり歌ったり、楽しい日常の瞬間がそこにはあって。でも、カルデアにいるロマニさんは、ずっとモニターをいじったり、指示を出したりしていて、その差にふとさみしくなった。でも途中、手拍子したりしてモニターを見ていて、一緒に楽しめていることに嬉しくなった。マシュとマスターは一緒に踊るのに、べディは、自分は大丈夫ですって遠慮してて、でも途中一人で踊ったりして楽しんでる瞬間が本当に可愛かった!!!!!!!そしてアーラシュに見つかってわたわたするベディ。可愛かったなあ。
あと、秋公演からワイバーンのしっぽを狩ってきたっていうのが加わっていて、ワイバーンの唐揚げだ!とかちっちゃく日替わりがあって面白かった。ワイバーンは果たしておいしいのか…うーん(笑)

そして、敵襲。頭目!敵襲です!と伝える民に、旗は?と聞くハサン先生。マイクが入ってないんだけれど、その民が「隠れていて」と実は伝えていて、そこからアーラシュに尋ねるんだけど、マイク入れて欲しかったなあ、と。ハサン先生なら、民に言われて、その確認を取ってから絶対にアーラシュに聞くもん。だからこそマイク入ってて欲しかったというワガママ。

モーさん襲来。ビンゴ!っていうモーさんの言い方が本当に無邪気だった。そしてここ!粛正騎士たち!粛正騎士たちにも、どの円卓についているかで全然違うっていうことがわかった瞬間。それがこのモーさんの襲撃。ランス・ガウェ様・モーさんにつく粛正騎士は、全然違う。動きが。その差がすごい。モーさんの粛正騎士はなんかちょっとオラオラしてるの、ヤンキー感。粛正騎士って、全部おんなじ感じだと思ってた。ゲームだと。でもたしかに、つく人によって異なる。当たり前といえば当たり前なんだけど、それをとても実感した瞬間でした。同じ格好なのに、立ち振る舞いで全然違うからすごかった。

モーさんと顔を合わせるベディ。嫡子であり王を裏切ったモーさんと、最期を看取ったベディ。この関係性はとても歪だ。でも、以前の円卓であれば、モーさんがベディのこと弟みたいに可愛がってた感じがしちゃうんだ。だからこそ、見ていて悲しい。お互い、超えていかなきゃいけない人として戦うその苦しさ。「俺たちには与えられなかった騎士の誉だ!」っていうモーさんの言葉が痛い。痛い戦い。

自滅しようとしたモーさんを止める、アーラシュ。ここのね、アーラシュがね、かっこいい。でもやっぱり、アーチャーは戦いにくそう、接近戦の戦いが見れたのは貴重でしたが。

そして、トリの登場。個人的にトリ登場後のモーさんの可愛さが鬼でした…可愛い…すき…。足プラプラして、ちぇって顔してて、モーさんんんんん!って悶える。トリの部分はとても残酷で、見ていて本当に苦しくなるシーン。でもトリスタンの表情は全く変わらなくて、彼なりの戦い方なんだなって思った。反転というギフトを手に入れた彼の。殺された民の中にいた、子供を身ごもっていた女性、殺された時のお腹をかばう仕草に悲しさが倍増した。人が増える喜びを感じた直後に、こんなことが起きるのかって。トリが来た瞬間、円卓に気づくアンサンブルの方の演技、表情などがとても細かくて、本当に様々なところで、そのシーンを完成させるために、色を添えてくれていたなあ。

獅子王の裁きが下る時が来た。アーラシュが、(はは、この時が来てしまったか)って表情するの。ここはゲームのことたくさん思い出しちゃった。どうしたって山での生活は長く描かれないけど、彼のその行為の裏にはたくさんの山の民との出会いがあった。そしてハサン先生との別れ。肩に手を置かれたとき、優しく、その手を払いのけるんだ。照れたような、早く行けっていうような、そんな表情がアーラシュで。「さてと、」その一言で、獅子王の裁きを消せるように、どんどん近づいていくように、ちゃんと村を守れるように、上へ上へあがっていく。その過程で全員が出てくるんだ。一人一人の、これから先の戦いを示すように。
この歌詞が、もうだめ!ってなる。特に、円卓のところ、「隠す心」「騎士道捨てて」。ゲームと向き合って、シナリオを読んだからこそ分かる、この円卓の気持ちがここにはあった。ランスの、「私は受け入れられない」とかももちろんだけど、我が王に今度こその忠節を誓ったガウェイン様も、そう。なかなか表情が見れなくて悔しいけど、この全員の葛藤とか悔しさとか全部、全部超えて最期のべディのセリフに繋がるのがもう涙無しでは見れなかった。

「ステラー!」うったあとに、あんな表情をするなんて反則。ああ、これでみんなを守れる、そんなアーラシュのふと笑った顔。あんな表情するなんて聞いてない。ずるい。ゲームじゃ知れなかったよ。


そんな一幕でした。
思うことが多くて全然まとまらなくて、長くなってしまった。でも、自分用メモとして。夏公演の終わりにも書いたけど、忘れゆくことが人間らしさだとしても、わたしはこの日々のことを忘れたくないから。確かにこの期間、彼らは生きていた。そしてそれを目の当たりにしたのだ。